2010finish
今年はお店をリニューアルして本当にたくさんのお客様に来て頂いた。
1年間、今まで以上に私達のコーヒーを通じた出会いが持てたことに感謝したい。
新年は5日から営業再開。
スタッフ一同束の間の正月休みで充電して元気にお客様をお迎えしたい。
よいお正月を・・・
By POPJ
「カンクン」繋がりでブログする。
12年前に1度だけ行ったことがあるメキシコ南東部のカリブ海沿岸、ユカタン半島の先端に位置する観光都市。
1970年代にメキシコ政府の先導でリゾート地として開発された。
現在は年間で300万人を超える観光客やセレブが訪れる世界的に知名度が高いリゾート地となった。
私も訪れたチェチェンイッツアなど数多くのマヤ文明後古典期の遺跡があることから、それらの遺跡研究・見学の拠点地としても重宝されている。
このメキシコのカンクンで12月10日まで開催されていた温暖化防止のための国際会議「COP16」で「KY!?」発言をした日本代表団に環境NGOから不名誉な賞である「化石賞」が授与されたらしい。
今回のCOP16では、京都議定書に代わる2013年以降の温暖化防止の新たな国際ルール作りに向けて、各国が意見を交わす。
不調に終わったCOP15の失敗を避けるべく、各国が会議のテーブルに着いた29日、日本政府代表団は「京都議定書の削減義務の延長はいかなる条件でも受け入れられない」と発言。
すると、会場は静まり返ったらしい・・・。
国際NGO「気候行動ネットワーク」はこの日本の発言について「京都議定書の母国が破壊的な発言を行い、会議の雰囲気を悪くした」として、最も後ろ向きの発言をした国に与える「化石賞」に認定。
不名誉なことに日本はここ数年、COPの場で連続して化石賞を受賞している。
その場にいてどんな空気だったか感じてみたいような気もするが・・・
こういう場での日本はいつも劣勢・・・国がしっかりとビジョンを示さねばならないのだろうが
やっぱり日本人はもっともっと世界に出て行くべき!
国際感覚を身につけてグローバルな視点、雰囲気を持って対話できないと・・・
若者は世界に出て行こう!!
By POPJ
【ブラジリア1日ロイター時事】ブラジル政府は1日、今年7月までの1年間のアマゾンの森林破壊が過去最低水準になったことを明らかにした。世界最大の熱帯雨林保存の分水嶺になる可能性がある。
7月までの森林破壊面積は前年比14%減の約6500平方キロメートルにまで減った。ピーク時の1990年代半ばの森林破壊面積は2万9100平方キロメートルだった。今年の面積は88年に調査を初めて以降最低の水準だった。
森林破壊のペースが鈍化したのは、監視の強化と消費者団体からの圧力だった。同国の環境規制当局はここ数年、法律に違反した牧場経営者や森林伐採業者に対し、罰金、商品の押収、それに銀行からの融資差し止めといった措置を講じている。牛肉と大豆の業界は不法に森林を伐採した地域で生産された商品の流通を自発的に禁止すると宣言した。
この発表は、国連気候変動枠組み条約第16回締約国会議(COP16)の開催時期と重なった。ブラジルはCOP16で温室効果ガスの排出量を大幅削減した数少ない主要国の1つであることを示したいと考えている。
ルラ大統領は「われわれは約束をちゃんと守る。対価を求めているのではない。義務だからやるのだ」と述べた上で、先進国は温室効果ガスの積極的な削減で合意できておらず、開発途上国への財政支援についてもはっきりした姿勢を見せていないと非難した。[時事通信社]
不思議なもので身近な環境問題よりもコーヒー生産国のニュースには敏感だ。
熱帯林を伐採して何をしているのか?
当然、世界一のコーヒーの産地でコーヒーの森も含まれてるはず・・・
そんな疑問もあって詳しく調べてみた。
熱帯林を焼き払って農地にしてるというのが大方の答えだ。
焼き畑農業という熱帯地域では古くから行われている農法で乾期に木を焼き払ってその灰を栄養分にし、畑は耕さずに雨期になってそのまま種をまくといったぐあい。
熱帯雨林地方では有効な農法で何百年も受け継がれてきたのが破壊の元凶ということらしい。
破壊を進めているのは昔から住んでいる先住民ではなく、都市のスラムや農村から移ってきた人々がやる焼き畑だといわれている。
作ってるものはサトウキビ等、自動車用の燃料となるバイオエタノールの事業も国家戦略だし莫大な土地を有する新興国のやることとして考えればだんだん見えてきた・・・。
それでも「生きる方法」としてこの仕事をしてる人間を政府が保護するわけでもなく止めさせて生活の保障などしたら莫大な数の農民の面倒をみないといけない。
生活保護か!?環境保護か!?ブラジル政府も国連も解決策を模索しながら今日に至ってるようだ。
コーヒーの話とは絡まなかったが資源大国ブラジルが先進国へ与えるインパクトは今後益々大きくなるような気がする。
By POPJ